日野市高幡不動糖尿病専門医内科朝比奈クリニック糖尿病治療病院八王子市立川市

東洋医学鍼灸科

鍼灸治療は現代医学とは違う角度から人間を診る医学です。
鍼灸では人体を小宇宙とみなし大きな宇宙の投影と考えます。
天地と人体は相似形であり陰陽がバランスを保ち五行の木、火、土、金、水が調和してはじめて健康なのです。

人間も自然界の一部として存在し環境に身体を合せて生活していきます。
身体の中には五臓六腑を中心に経絡が結び気、血、津液、精などで身体をつくっています。
その身体の中で互いに補ったり、ひっぱったりして生理的に成り立っているのが健康な状態です。
また、身体を置く自然界の一日の陰陽の変化、潮や月の満ち欠けと出産や月経周期も結びついています。

身体の内外で絶妙なバランスを取り私達は健康を維持していますがそれが小さく、また時には大きく崩れる時があります。

鍼灸は痛みを神経解剖学的にアプローチできる治療法であるだけではなくこうしたバランスの崩れからくる様々な不調にアプローチできる医学です。
五行は相生、相克、相乗、相侮の関係があり（天地の間、六合の内、五に離れず、人もまた之に応ず〈霊枢〉）鍼灸治療には脈診をはじめとする四診（望、聞、問、切）は欠かせません。
身体は一人一人違います。症状が同じでも同じ治療方針とは限りません。

鍼灸治療に脈診をはじめとする四診（望、聞、問、切）は欠かせません。患者さんの主訴だけでなく全身からの情報をきちんと集めることが必要です。一人一人の身体をていねいに診ていく必要があります。