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はじめての方へ

ここは糖尿病教育のあり方を論じ合うページです。
私は糖尿病の専門病院で長らく糖尿病者さんを見てきて、
今までの方法論に疑問を持ち、新しいアプローチの方を模索しています。
みなさんも一緒に考え、何かを見つけませんか?

医療従事者の皆さんは
「みんないつも次から頑張るってばっかり」
「誰も私のいうことを聞いてくれない!」
「絶対食べてないって、嘘ばっかり」 なんて感じたことはありませんか?
そして「私はこんなに一生懸命指導しているのに」
「患者さんのためを思っていってるのに」
「もう嫌!」

皆さんは"燃え尽き症候群"という言葉を聞いたことありますか?
"燃え尽き症候群"とは一生懸命努力しても患者さんが全く変わらず、
自分の努力が無意味なのでは?と考え、鬱的になったり、
無気力になってしまう状態です。極めて真面目な指導者に多いです。
これは一般的に患者さんに対する「期待」が大きすぎることに原因があると思います。

生活習慣病という名前を知ってますね?
もちろん何年にも亘る悪しき生活習慣によって作られた病気という意味で
ネーミングされた病気です。
生活習慣は基本的には自分が一番快適になるようにして行動した結果、
それが習慣化して固定してしまったもので、環境と本人の嗜好とが作ったものです。
日曜日は昼過ぎまで寝ることにしているとか、
ひと仕事を終わったときにタバコを吸う癖があるとか、
食後は甘いものを食べないと食事が終わった気にならないとか、
みなさん何かしら日常生活で習慣化していることがあるでしょう?

それ、ある日突然止められますか?

恋愛でもそうですが、好きなものを嫌いになったり、
嫌いなものを好きになったりは出来ないでしょう?
嗜好はそんなに簡単には変わりません。
なのに、皆さんのたった数時間の指導で、
理屈では健康に良くないとわかったからといって、
患者さん達が自分たちのライフスタイルを根底から変えたり出来ると思います?
ある日突然健康に悪いからやめなさいといわれても
今晩から変えられる人ってそうそういないと思いません?

でも医者や療養指導士って期待するんです。
それも真面目で一生懸命指導しているひとほど、
患者さんに対する「期待」(=要求)が大きいようです。
この要求は能力の高い、自制心の強い患者さんには平気で守れる目標であっても、
自制心の低い患者さんには極めて重い重圧となります。
患者さんも真面目な方が多くて、医者や療養指導士の自分に対する期待が
大きいことが判る患者さんほど、その期待に応えられなかった場合に自分を情けなく思い、
ドロップアウトしてしまう。
端で見ていると真面目な医者と真面目な患者で理想的なはずなのに、
病院に行かなくなるという最悪の状況に陥る。これは悲劇です。

患者さんの生活を一朝一夕に変えられるなんて幻想はもうよしましょうよ。
もっと患者さんと話し合いましょう。
患者さんと医者・療養指導士は敵同士ではなくて仲間でしょう?
出来ることも、出来ないことも、不満も全部いって現実的な作戦を立てましょうよ。

あ、それから私たちは色んな患者教育の方法論の向上を願って、「実践的糖尿病教育のメーリングリスト」を作成しました。
一応糖尿病患者教育に携わる専門家達の集まりで構成されています。
こういう心理・行動学的アプローチに興味があるのでしたら、参加してみてはいかがでしょうか?
入会ご希望の方は、[こちら]のページから入会申請をしてください。

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